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守輪咲良の活動日記NO.46「SAP体験ワークショップに向けて~若い演劇人、集まれ!」

SAP体験ワークショップに向けて

若い演劇人、集まれ!

 ワークショップを通して若い人たちのいろいろな演技に接してきたけれど・・・。

 一度、地方のワークショップで女子高生の正統的で清潔感のある演技にドキドキしたことがあった。でも、高校演劇でオーソドックスな自然な演技にはなかなか出会わない。いきなり「キャラ」で演技をやりはじめたりする。この傾向は、高校演劇に限ったことではなく、小劇場系の多くの若者たちの演技にみられるし、いや、声優系でも何系でも、つまり日本の若い演劇人の多くが、演技は「キャラで演じる」ものと思い込んでいるようなのだ。しかも物真似的でみんな同じようなことをやっているように見える。本物の俳優の演技って、そんな安易なものじゃないよね。
 
 帰国したばかりの80年代のこと。エチュードのクラスで「二日酔い」の課題を出したら、「ウルトラマンの二日酔い」というのをやった若者がいた。ウルトラマンの「シュワッチ!」が、二日酔いでグラグラしちゃうというもの。これじゃお笑いコントもメソード演技も一緒くたというものだ。しかしこの場合は、テレビ番組のキャラクターがそのまま登場するわけで、私が言わんとする「キャラで演じる」場合は、舞台上に人間として登場しているはずなのに、そんな人間いる? というようなしゃべり方や行動をする。そして困ったことに、みんなそれを真面目に一生懸命やっていたりする。そろそろ考えようよ。演技って何だろう? 

 世界標準の演技の基礎というものがあって、今や世界じゃ当たり前すぎて一々そうは言わないけれど、スタニスラフスキー・システムに則った演技の基礎で、時代をこえ、国境をこえて、今も昔も変わらない人間のこと、愛や憎しみや絶望とか勇気など誰にでもわかる人間のこと、人間の生活が基盤になった演技の基礎。つまり私たちは日々生きているし、食べたり寝たり歩いたり生活している。そのことが基盤になっている正統な演技がある。学ぼうよ、演技のこと! 

 SAPでやろうとしている演技はまさしくこの正統な演技。
 難しいことはちっともない。自分の身体、感覚、心、自分の周りの世界に意識を向けてみることから始めよう! 少しずつで良いんだ。続けることが大事!

 SAPは日本の若い人たちの演劇が若さと人間性に溢れ、世代を超えて共感できる健全なものになって欲しいと心から願ってやまないのです。

 (守輪咲良)

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プロフィール

sakuramoriwa

Author:sakuramoriwa
守輪咲良。演出家。演技私塾「櫻塾」代表。劇集団「咲良舎」主宰。日本演出者協会会員。一般社団法人日露演劇会議・常務理事。明治大学文学部卒。札幌市出身。

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