守輪咲良活動日記No.9 読むべきか、読まざるべきか・・・それが問題だ!

守輪咲良活動日記No.9 読むべきか、読まざるべきか・・・それが問題だ!

読むべきか、読まざるべきか・・・それが問題だ!

 すでに、「守輪咲良のおすすめの本」として、4回にわたって写真掲載で本を紹介しているが、昨年は、岩波文庫からスタニスラフスキーの自叙伝「芸術における我が生涯」全3巻が出版され、ほぼ同時に、未来社からロシア語からの翻訳で「俳優の仕事」全2巻が、そして而立書房からスタニスラフスキー入門」が出された。

 すごいことだ! スタニスラフスキーに関する関心が一挙に高まったかのように思える。
 ここ数年、ロシアからばかりでなくイギリスからアメリカからいろいろな国から演出家が日本にやってきてワークショップを開催、日本の俳優たちの弱点基礎の無さなどが指摘されている。国が違っても、方法論は別でも、これらの演出家たちには演技に関しての共通言語がある。国際レベルで通用する演技の基準と言うものがある。絵画の勉強なら、普通デッサンの勉強からはじめる。基礎がしっかりしていないと応用することもできない。ピカソの若い頃の絵を見て欲しい!
 演技の基礎とは一体どういうものなのか? まずは一度、スタニスラフスキーのことを勉強した方がいい。

 一般には、日本の演劇人はスタニスラフスキーのことに関心がない。知らない人が多い。また、はなから敬遠する人も多い。「メソード演技」についても同様だ。「メソード演技」の母体はスタニスラフスキーで、どちらも生活のなかにある私たちの身体行動、内面からの演技に基づいている。

 それにしてもスタニスラフスキー関連の本を読む場合、〈感覚が働く〉身体で理解する力がないと、翻訳文の言葉に頼り、思考回路で理解しようとするのでむちゃくちゃ分かり難くなる。用語に振り回され、頭でっかちになりやすい。

 それでは本なんか読まない方がいいのか? 読むべきか、読まざるべきか・・・それが問題だ! う~ん、それでも読んで欲しい!! 少しでも関心を持って欲しい!!

 (守輪咲良)

  芸術におけるわが生涯(上)  「芸術におけるわが生涯(上)」
  芸術におけるわが生涯(中)  「芸術におけるわが生涯(中)」
  芸術におけるわが生涯(下)  「芸術におけるわが生涯(下)」

  俳優の仕事第一部  「俳優の仕事」第一部

  俳優の仕事第二部  「俳優の仕事」第二部

  スタニスラフスキー入門  「スタニスラフスキー入門」

 追記 上記の本は当ブログからもAmazon.co.jp経由で購入できます。(新岳大典)

 守輪咲良と咲良舎の上演記録・ワークショップ等の詳しい情報はホームページ版「さくらの便り」へ。

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Author:sakuramoriwa
守輪咲良。演出家。演技私塾「櫻塾」代表。劇集団「咲良舎」主宰。日本演出者協会会員。一般社団法人日露演劇会議・常務理事。明治大学文学部卒。札幌市出身。

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